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ポイ活で確定申告は必要?確定申告が必要な金額や不要なケースを解説

ポイ活で確定申告は必要?確定申告が必要な金額や不要なケースを解説

ポイ活で確定申告は必要?

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ポイ活でポイントをたくさん貯めていると「このポイントに確定申告は必要なの?」と疑問に思うかもしれません。

結論から言うと、貯めたポイントは「収益」と見なされるケースもあるため、一定金額以上の収益がある場合には確定申告が必要です。

ポイ活で確定申告が必要になる基準のひとつに「年間収益20万円以上という基準があります。もちろん会社に勤めている方や専業主婦の方など、状況によっても異なりますが、ひとつの基準として「20万円以上」というのを覚えておきましょう。

ポイ活で1年間に20万円以上というのはあまり現実的ではないかもしれませんが、本気でのめり込んでポイ活をすると、この基準を上回るケースも十分にあります。確定申告が必要になるかどうかの基準を明確にしたうえで、適切な対処をしましょう。

この記事では、ポイ活で確定申告が必要なのか、必要になる金額や不要になるケースについて解説します。

 

 

ポイ活で確定申告の対象になるもの

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ポイ活で確定申告の対象になるものについては、主に以下の3つが挙げられます。

  • ショッピングで得たポイント
  • ポイントサイトで貯めたポイント
  • アンケートや口コミの投稿でもらったポイント

 

ひとつずつ詳しく解説していきます。

 

ショッピングで得たポイント

家電量販店やドラッグストア、ECサイトでのお買い物で得たポイントについては、基本的には非課税(=確定申告の対象外)ですが、ポイントの使い道によっては課税対象となります。

例えば、ショッピングで貯めたポイントで「株や投資信託を購入する」など、ポイントを金融商品の購入に使用したケースでは所得と見なされるため、確定申告の対象となります。

ただし、ショッピングで貯めたポイントをお買い物の支払いに充てた場合は課税対象ではないので、確定申告の必要はありません。

 

ポイントサイトで貯めたポイント

ポイントサイトで貯めたポイントについては、「取引によって得たポイント」と認められるため確定申告の対象となります。「広告の利用」という作業の対価によってポイントを得ているため「所得」と判断され、確定申告をしなければなりません。

ポイントサイトでは、広告案件によって数万円相当のポイントがもらえることもあるので、収益額によっては確定申告の必要が生じるケースがあるでしょう。

 

アンケートや口コミの投稿でもらったポイント

アンケートサイトで貯めたポイントや口コミの投稿でもらったポイントについても、確定申告の対象になります。こちらについてもポイントサイトと同様に「アンケートへの回答」や「口コミの投稿」の対価としてポイントを得ているため「所得」と判断されます。

何らかのタスクを実行して得たポイントについては所得とみなし、必要な場合には確定申告をしなければなりません。

 

 

ポイ活で確定申告の対象にならないもの

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ポイ活で確定申告の対象にならないものについては、主に以下の2つのパターンが挙げられます。

  • ポイントを保有しているだけ(使っていない)状態
  • 値引きを受けただけの場合

 

ひとつずつ詳しく解説していきます。

 

ポイントを保有しているだけの状態

ショッピングやポイントサイトで貯めたポイントについては、保有したままの状態であれば課税対象になることはありません。あくまで、貯めたポイントを使用した場合には、「経済的な利益を得た」と判断されるため確定申告が必要になります。

そのため、実際に確定申告をする場合には、貯めたポイント数ではなく使ったポイント数を基準に所得を申告してください。

 

値引きを受けただけの場合

家電量販店やドラッグストアなどお買い物を通じてポイントが貯まるサービスは多いですが、貯めたポイントを店舗でのお買い物の支払いに使うだけであれば「値引き」と見なされるため、確定申告の対象にはなりません。

「値引き」はお店が実施しているセールなどと同じ解釈となり、収益とは見なされず、課税の対象ではないため、確定申告は不要です。

 

 

ポイ活の収益を確定申告する手順

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では、ポイ活で確定申告が必要になった場合の具体的な手順について解説していきます。

 

主なステップは以下の5つです。

  1. ポイ活での収入を集計する
  2. 必要書類を入手する
  3. 確定申告書を作成する
  4. 確定申告書を提出する
  5. 税金を納付する

 

ひとつずつ詳しく解説していきます。

 

1. ポイ活での収入を集計する

まず最初に、今年度ポイ活でいくらポイントを得たのかを把握してください。ポイントサイトやポイントプログラムの獲得履歴をチェックすれば、すぐに把握できるでしょう。

また、後述しますが、貯めたポイントによって「一時所得」や「雑所得」といった具合に計上する所得が異なるので、ポイントごとに区別をして管理しましょう。ポイ活をするために使ったもの(例:パソコン、スマホ、ネット回線など)があれば経費として計上できます。

 

2. 必要書類を入手する

次に、確定申告をするための書類を準備していきます。主な必要書類は以下の通りです。

  •  確定申告書
  •  源泉徴収票
  •  マイナンバーカードまたは身分証明書

 

源泉徴収票については、本業分と副業分の両方を用意してください。

 

3. 確定申告書を作成する

必要書類をそろえたら、確定申告書を作成していきます。確定申告書の作成は国税庁の公式サイト内にある「確定申告書等作成コーナー」を利用するのが便利です。

「確定申告書等作成コーナー」を使うと、項目ごとに金額を入力していくだけで、自動計算によって記入していけるため、間違いなども防げますし、作成時間自体も大幅に短縮できるでしょう。

 

4. 確定申告書を提出する

作成した確定申告書は以下のいずれかの方法で提出を行います。

  •  税務署の窓口
  •  郵送
  •  e-Tax(オンライン提出)

 

「確定申告書等作成コーナー」で作成した確定申告書は、そのままe-Taxを通じてオンライン上での提出が可能です。確定申告書の提出は毎年2月16日から3月15日までとなっているので期日までに提出しましょう。

 

5. 税金を納付する

確定申告書を元に算出された所得税を支払います。確定申告書を提出すると、所得税の納付書類が発行されるので、期限までに支払いを完了させてください。主な所得税の納付方法としては、以下の通りです。

  •  口座振替
  •  クレジットカード
  •  金融機関窓口やコンビニなどでの払込

 

また、確定申告の内容によっては、所得税の納付ではなく還付を受けることができます。その場合は、確定申告書に記載した口座に還付金が入金されます。

 

 

ポイ活の収益を確定申告するときのポイント

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ポイ活で得た収益を確定申告するときのポイントは主に以下の4つです。

  • 申告する所得は「一時所得」または「雑所得」
  • 確定申告が必要になる金額
  • ポイ活以外の副収入がある場合には合算する
  • ポイ活の収益を確定申告する場合に経費に該当するもの

 

ひとつずつ詳しく解説していきます。

 

申告する所得は「一時所得」または「雑所得」

ポイ活で得たポイントが確定申告の対象になる場合、計上する所得の種類としては「一時所得」または「雑所得」のいずれかになります。「一時所得」と「雑所得」の違いとしては以下を参照してください。

 

そのため、ポイントサイトで得たポイントは基本的に「雑所得」として扱われます。一時所得と雑所得とで確定申告が必要になる金額が異なるので、それぞれの所得をきちんと把握しておきましょう。

 

確定申告が必要になる金額

確定申告が必要になる金額は、所得の金額および給与所得者がどうか(会社に所属しているか)によっても異なります。

 

最初に説明した「年間20万円以上で確定申告が必要」というのは、「給与所得者」でかつ「雑所得で20万円以上得た」ケースのことを指します。会社員の方でポイントサイトなどを利用したポイ活をしており、20万円相当のポイントを稼いでいる人は確定申告を意識しましょう。

専業主婦の方など給与所得者ではない人は、確定申告が必要な金額が高くなっているため、それほど考慮する必要はないと考えられます。

 

ポイ活以外の副収入がある場合には合算する

ポイ活以外に、副業などで一時所得や雑所得を得ている場合には、すべての収入を合算したうえで確定申告を行ってください。複数のポイントサイトを利用している場合や副業でさまざまな収入を得ている場合には、それらを合計した所得が課税対象となります。

 

ポイ活の収益を確定申告する場合に経費に該当するもの

ポイ活で収入を得るうえで、経費として認められるものが少なからずあります。例えば、パソコンやスマホを使ってポイントサイトを利用した場合には、使用したデバイスが経費として計上できます。

その他にも、ポイントサイトを利用するためのネット回線やポイ活のコツを勉強するために購入した書籍など、関連するものについては経費として計上することで、課税される所得の金額を下げることができます。

ただし、スマホやパソコンなどを経費として全額計上できるというわけではなく、事業(≒ポイ活)で使用した割合と、日常生活で利用した割合を算出して、ポイ活に要した割合の金額のみが計上できます。

 

 

ポイ活の確定申告に関するよくある質問

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ポイ活の確定申告に関するよくある質問をまとめました。ここまでの内容で疑問が思い浮かんだ方は、こちらを参考にしてみてください。

 

ポイ活で確定申告をすると会社にバレる?

ポイ活で確定申告をすると、副業をしていることが会社にバレるケースがあります。理由としては、確定申告をすることで住民税が本業で得ている収入に対して課せられるものよりも高くなるからです。

もし確定申告が必要になりそうなほどポイ活で収入を得ている場合は、副業の規定について確認をして、会社に事前に相談をした方がいいでしょう。

 

ポイ活は副業に該当する?

給与所得者の方で、ポイ活をしているなかで所得に該当する収入を得ている場合には、ポイ活は副業に該当します。確定申告が不要な微々たる金額であれば問題にはなりませんが、確定申告が必要なほどの収入を得ていると、会社から副業とみなされる可能性があります。

そのため、会社員の方がポイ活をする場合には、「年間20万円以下」を基準にコントロールしましょう。

 

確定申告しないとペナルティはある?

確定申告の必要がある人が確定申告をしないと、税務署による税務調査で無申告の収入が発覚した場合に、通常分の所得税に加えて、ペナルティが発生します。無申告加算税や延滞税が課せられるので注意してください。

 

 

まとめ

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ポイ活で確定申告が必要になるかについて解説しました。ポイ活で年間20万円以上のポイントを貯めるのは難しいとは思いますが、積極的にポイントを貯めている方は注意する必要があるでしょう。

会社員の方や専業主婦の方も、確定申告が必要になる場合があるので、この記事を参考にして確定申告が必要なラインを理解しておきましょう。

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