レシートでポイ活ができる？安全性や注意点、賢い選び方まで解説

レシートでポイ活とは？

レシートでポイ活とは、無料アプリを利用し、レシートを撮影してポイントを貯める方法です。難しいスキルや文字を入力する手間もかからず、手軽に始められることから利用者が増えています。

買い物でもらったレシートをスマートフォンで撮影し、そのまま送信するだけでポイントが獲得できます。

 

 

レシートポイ活のしくみや安全性について

「レシートを撮影するだけでどうしてポイントがもらえるの？」「個人情報が漏れないか不安」と感じる方も少なくないでしょう。そこでまず、レシートでポイ活ができるしくみや安全性について解説します。

 

レシート情報は企業がマーケティングに利用している

レシートでポイ活ができるアプリで集めた情報は、企業やメーカーがマーケティングに利用しています。スマートフォンで撮影されたレシートの画像をアプリの運営会社が統計処理し、企業やメーカーに提供します。

企業やメーカーが得られる情報は、性別・年齢層・地域・日時・商品名・合計金額などです。これらのレシート情報や登録情報を元に、自社の商品開発に活かしています。アプリの運営会社は、こうして得た企業やメーカーからの収益から、アプリ利用者にポイントとして報酬を還元するしくみです。

 

レシートやアプリから個人が特定される可能性は低い

レシートやアプリの情報だけで、個人が特定される可能性は低いです。レシートは、店舗情報・日時・商品名・金額などの情報が分かるように撮影します。その際、クレジット情報の部分は必要なく、もし写ってしまっても下4桁のみで個人を特定するのは難しいです。

また、アプリには性別・年齢・地域などを登録し、名前・住所・電話番号の情報を入れないケースが多くあります。そのため、アプリに登録されている情報からも個人が特定される可能性は低いでしょう。

それでもセキュリティに不安が残る場合は、利用者数が多いものや、大手企業が運営しているアプリを選ぶと信頼性が期待できます。その際に、個人情報の取り扱いについて、きちんと明記している運営会社を選ぶとより安心です。

 

 

レシートでポイ活できるアプリは4種類ある

レシートでポイ活できるアプリは数多くありますが、主に4種類に分類されます。自分が使いやすいアプリを選ぶために、基本的な機能を理解しておきましょう。

レシートを撮影するだけ

レシートを撮影するだけでポイントが獲得できるのは、手軽にポイ活したい方におすすめのアプリです。普段は捨てていたレシートをスマートフォンで撮影するだけで、ポイントを獲得できます。

一般的に、レシート1枚当たり1～10ポイント程度貯まることが多いです。ただし、抽選でポイントの獲得額が決まるアプリは、1枚当たり100ポイント程度もらえる可能性もあります。

 

オンラインショップでのお買い物が登録できる

お買い物は街のお店よりもネットショッピングが多いという方には、オンラインショップでの購入履歴が登録できるアプリがおすすめです。オンラインショップの注文の詳細が記載された画面のスクリーンショットを撮影し、アプリで送信します。

レシートが必要なく、スマートフォンだけで完了するので、レシートを撮影するよりも簡単です。スクリーンショットを撮影する際には、名前や住所などが写り込まないよう注意し、注文内容のみを撮影しましょう。

 

レシート送信後にバーコードを読み込む

レシートを撮影して送信した後に、商品のバーコードを読み込むタイプもあります。レシートを送るだけのアプリより比較的多くのポイントを獲得できます。少し手間はかかりますが、ポイントの獲得額を増やしたい方におすすめです。

バーコードを読み込むタイプのアプリは、スマートフォンをかざすだけでカテゴリ分けとレシート金額を認識してくれます。家計簿機能が搭載されていることも多く、家計簿をつける手間が省けるのも便利な点です。

 

特定の商品のレシートだけ登録できる

レシートでポイ活ができるアプリには、特定の商品のレシートだけを登録するタイプがあります。購入期間や店舗、参加人数などの制限があることも多いですが、獲得できるポイントは他のアプリと比較して高めです。

アプリによっては、普段のお買い物で購入しやすい缶づめやヨーグルト、ドレッシングなど食品や、サプリや化粧品など価格が高めの商品が対象の場合があります。欲しいと思っていたものが対象商品になっていた場合は、購入した後にポイントが獲得できるのでお得です。

 

 

レシートでポイ活できるアプリのポイントの交換先

レシートでポイ活できるアプリで獲得したポイントは、どのようなものに交換できるでしょうか。主な交換先を紹介します。

現金・電子マネー

貯まったポイントは、現金や電子マネーに交換できる場合が多いです。特定のポイントに囚われずに好きなものを買いたい方や銀行口座でそのままポイ活貯蓄をしたい方などにおすすめの交換先といえます。ただし、交換先によっては振込手数料がかかることもあるので注意しましょう。

 

ギフト券・ギフトコード

ギフト券やギフトコードは、いつも利用しているサービスがあると便利です。オンラインショップでお買い物ができたり、アプリや音楽を購入したりできます。

また、ギフト券やギフトコードは、メールやサイト内でコードが送付されるため、現金や電子マネーとの交換に比べ、比較的短時間で交換できるメリットがあります。

 

各種チケット

コンビニやファストフードなどで使えるチケットと交換できるアプリもおすすめです。普段からコンビニをよく利用する方、プチ贅沢を楽しみたい方は、各種チケットとの交換がおすすめです。

 

他のポイントに移行

レシートでポイ活できるアプリで獲得したポイントを、楽天ポイントやTポイントなど、他のポイントに交換できるアプリもあります。利用しているアプリの交換先に魅力的なものがなかった場合、他のポイントに移行することで、使い道が広がることもあるでしょう。

 

 

効率の良いレシートアプリの選び方

レシートでポイ活ができるアプリは数多くあり、種類も異なるため、ここではポイントを賢く貯める選び方を紹介します。

レシートを撮影するだけ or バーコードを読み込むアプリ

前述した通り、レシートでポイ活は、レシートを撮影するだけのものと、購入した商品のバーコードを読み込むタイプがあります。

バーコードを読み込むタイプは少し手間がかかりますが、ポイントが貯まりやすくなるのでお得です。

読み込む手間を面倒に感じる方は、レシート撮影をするだけで完了するアプリの方が手軽にできるので、続けやすいというメリットがあります。

自分が使いやすい方を選び、継続利用することをおすすめします。

 

1日に複数枚のレシートを登録できるアプリ

基本的にレシート1枚ごとにポイントが付与されるため、一度にたくさんのお買い物をしても1点だけ購入しても、付与されるポイントは同じです。そのため、1日に1枚だけしか登録できないアプリよりも、1日に複数枚登録できるアプリの方がポイントは貯まりやすくなります。

 

どのようなレシートが登録できるか確認する

レシートアプリを選ぶ際には、どのようなレシートが登録できるのか確認しましょう。商品や購入先を問わずにレシートを登録できるアプリと、特定の商品や購入先のレシートのみ登録できるアプリがあります。

商品や購入先を問わないレシートアプリであれば、登録できるレシートの枚数が多くなるため、ポイントを獲得しやすくなるでしょう。

一方で、特定の商品のレシートのみに対応するアプリは、普段のお買い物だけではマッチしないケースが多いです。しかしポイントの付与額が高いため、買おうと思っていた商品や気になる商品が対象にあれば、効率良くポイントが貯まります。

 

レシートの対応期間が長いアプリ

レシートアプリにはレシートを登録できる対応期間があります。商品の購入日から、それぞれのアプリで設定された対応期間内に登録する必要があり、その期間を過ぎたレシートは受け付けてもらえません。

そのため、対応期間がなるべく長いアプリを選ぶのがおすすめです。また、レシートアプリのなかには、レシートの対象期間を設けていないものがあります。こまめに登録する時間がない方は、対象期間を設けていないアプリを選びましょう。

 

レシート送信以外の機能でもポイントが貯まるアプリ

レシートでポイ活ができるアプリは、レシート送信以外でもポイントを貯められる機能があるものが多いです。例えば、アンケートに回答したり、ゲームに参加したりとスキマ時間にポイントを稼げます。

また、テレビや冷蔵庫、トースターなど自宅にあるもの、毎日の食事やお弁当など献立に関する写真などを送るとポイントがもらえるサービスを提供しているアプリもあります。

移動距離でポイントがもらえるサービスもあり、仕事や学校に毎日通う方や、出張が多い方などはポイントが貯まりやすいでしょう。効率良くポイントを貯めたい方には、さまざまな機能やサービスがあるアプリが便利です。

 

 

レシートでポイ活ができるアプリの使い方

レシートでポイ活ができるアプリをまだ利用したことがない方のために、ここでは基本的な使い方を解説します。

アプリをインストールして個人情報を登録する

レシートでポイ活を始めるために、まずアプリをインストールしましょう。基本的には登録・利用料金が無料のアプリが多いです。

アプリをインストールした後は、個人情報を登録します。基本的に、性別や生年月日、郵便番号などで、名前や住所などは入力しなくても問題ないことが多いです。

ただし、銀行口座を登録したり、家計簿機能を利用したりする場合は、住所や生年月日などの詳しい個人情報の登録が必要な場合もあります。

 

レシートを撮影・送信後にポイント獲得

レシートでポイ活ができるアプリは、主に「レシートを登録」「お買い物登録」などのようなボタンを押すとカメラ機能が起動します。店舗名や日時、商品名、合計金額などがきちんと写っているか確認して、撮影した後に送信ボタンを押しましょう。

撮影するだけの手軽なアプリは送信後にポイントが獲得できますが、バーコードを読み込むものはスマートフォンをかざしてスキャンします。

主に、レシートを読み取ってすぐにポイントが付与されるものが多いです。しかし、なかには審査があるものや、広告動画を観てからポイントが付与されるケースもあります。

 

 

レシートでポイ活アプリを利用する際の注意点

ここからは、レシートでポイ活ができるアプリを利用する際に、注意しておきたいことを紹介します。

レシート画像の読み取り精度には差がある

レシート画像の読み取り精度は、アプリによって異なります。そのため、読み取り精度が低いアプリを利用していると、登録に時間がかかってしまうため、面倒に感じてしまうことがあるでしょう。

手軽にできることが、レシートでポイ活アプリの魅力のひとつなので、なるべく読み取り精度の高いアプリを選ぶのがおすすめです。

 

レシートの使い回しは基本的にできない

レシートでポイ活ができるアプリはたくさんありますが、同じレシートを複数のユーザーが登録したり、同じアプリで何度も登録したりするのは禁止されています。審査がある場合、レシートを送信しても登録できないことがあります。

また、同じレシートを複数のアプリに登録するのを禁止しているケースもあります。レシートの使い回しが発覚した際に、ポイントを取り消されたり、アカウントが抹消になったりすることもあるため注意が必要です。利用前に規約をきちんと読んでおきましょう。

 

ポイントの最低換金額と有効期限をチェックする

ポイントには最低換金額と有効期限が設けられているものがほとんどです。そのため、「気づかぬうちに期限が切れていた」といったことがないように、きちんと有効期限を確認しておきましょう。

ポイントを取得してから1年間または2年間という期限を付けている場合と、最後にアプリを起動してから何日後という場合があります。

 

家計簿機能つきアプリは個人情報に注意が必要

家計簿機能がついたアプリは、個人情報漏洩に注意しなければなりません。レシートの送信だけでは個人を特定されませんが、家計簿機能がついたものはクレジットカードや銀行口座などを登録する場合もあります。

そのため、個人情報を登録する前に、アプリの信頼性や安全性を十分確認してから利用するようにしましょう。

 

 

まとめ

レシートでポイ活ができるアプリは、さまざまなタイプがあるので、自分が使いやすいものを選ぶことがポイントを貯まりやすくするコツです。

また、利用シーンによってアプリを使い分けると、ポイントの取り逃しがなくなります。興味を持った方は、自分に合ったアプリを見つけて、レシートでポイ活を始めてみてください。