8月の<株主優待>おすすめ銘柄は?QUOカードほか注目の優待銘柄を紹介!

- 最終更新:2022-07-20
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8月の株主優待、注目のポイントは?
7月は株主優待が少ない月だったので、物足りなさを感じていませんか?
8月の株主優待の数は104銘柄(SBI証券の株主優待検索結果より)と、1年で6番目に多い月です。100銘柄以上も自分で調べるのは大変ではないでしょうか?銘柄が多くて自分で調べるのが大変という人は、ぜひこのページを参考に、お得な株主優待をゲットしましょう!
なお、優待内容は変更される可能性があるので、投資前に最新情報をご確認ください。優待内容は変わる可能性があるので、投資前に最新情報をご確認ください。
多くの銘柄は8月31日(水)が権利確定日のためなので、その2営業日前の8月29日(月)が権利付最終売買日となります。8月29日(月)の午後3時までに希望の株を購入しましょう。
なお、8月に権利確定日を迎える銘柄の中で、権利付最終売買日が月末ではなく、8月17日(水)の銘柄が3銘柄あります。株主優待目当てで購入する場合にはご注意ください。
「QUOカード」優待銘柄トップ5
まずは「QUOカード」利回りランキング(お得レシピ編集部調べ)をご紹介します。
「優待でもらえる『QUOカード』の額面(年間合計)÷優待を受けられる最低単元の株の購入額」で算出した「QUOカード利回り」でランキングを作成しています。なお、利回りの算出に用いた株価は、2022年7月15日(金)の大引時点のものです。
1位 文教堂グループホールディングス(9978)
100株以上の保有で、年間合計600円分のQUOカード(8月に300円分、2月に300円分)
株価:46円 利回り:13.0%
配当予想:0円 利回り:0.00%%
8月のQUOカード銘柄、第1位は文教堂グループホールディングスでした。文教堂は書店チェーン店の大手で、近年はプログラミング教室も展開しています。
7年前の株価ピーク時から10分の1以下に下落してしまったため、優待利回りが大きく上昇しました。
なお、300円のQUOカードをもらうには、文教堂の5%%割引優待カードと引き換える必要があります。文教堂で半年間に6,000円以上のお買い物をする人にとっては、優待カードのほうがお得です。
例えば、1年間で20,000円の書籍を購入する場合、1,000円も割引されるので、優待利回りは、20%%を超えます。
2位 黒谷(3168)
100株以上の保有で、500円分のQUOカード
株価:583円 利回り:0.86%
配当予想:20円 利回り:3.44%
黒谷は、銅などの金属を製造・販売している会社です。
値動きの激しい銘柄ですが、金属価格の上昇とともに、株価も上がっています。優待利回りは高くありませんが、配当利回りが高めなので、安い時に購入し、長期保有してもよいでしょう。
3位 明光ネットワークジャパン(4668)
100株以上の保有で、500円分のQUOカード
株価:602円 利回り:0.83%
配当予想:22円 利回り:3.63%
明光ネットワークジャパンは、小中高向け個別指導の学習塾「明光義塾」を展開している企業です。
生徒数の減少が止まらず、株価も低迷していますが、2021年から営業利益が増益しており、2022年は配当金の増配が予定されています。
配当利回りが高く、株価が底値付近の可能性があるので、長期保有してみてもよいでしょう。
4位 カーブスホールディングス(7085)
100株以上の保有で、500円分のQUOカード
株価:688円 利回り:0.73%
配当予想:7円 利回り:1.02%
カーブスホールディングスは、女性向けフィットネスクラブ「カーブス」を展開している企業です。
コロナ禍で一時的に会員数が減少しましたが、現在は回復に向かっています。
5位 ソーバル(2186)
100株以上の保有で、500円分のQUOカード
株価:1,045円 利回り:0.48%
配当予想:33.5円 利回り:3.21%
ソーバルは、組み込みソフトウェア開発の技術者派遣会社です。
株価は直近5年間、ほぼ横ばいです。優待利回りは高くありませんが、配当利回りは3%を超えているため、配当金目的で投資しても良いと思います。
QUOカード優待銘柄まとめ
8月のQUOカード優待銘柄TOP5はほぼ10万円以下で買えるので、投資初心者でも手が出しやすいのではないでしょうか。
1位の文教堂グループホールディングスは、優待利回りが10%を超える高利回り銘柄です。本を買う人には特におすすめの銘柄です。
2位から5位の銘柄は優待利回りが1%以下のため、QUOカード目当てでの投資にはお得感がありません。しかし、配当利回りが3%以上の銘柄が多く、優待利回りと合わせると4%を超えます。
今後成長しそうな企業に、長期投資してみると良いでしょう。
「QUOカード」以外のおすすめ銘柄4選
最後にいつものようにQUOカード以外の優待銘柄もご紹介します。編集部が独断でピックアップした注目銘柄は以下のとおりです。
シー・ヴイ・エス・ベイエリア(2687)
100株以上の保有で、年間合計6,000円分の宿泊割引券(2月に4,000円分、8月に2,000円分)
株価:395円 利回り:15.2%
配当予想:14円 利回り:3.54%
おすすめポイント
8月で一番、配当利回りが高い銘柄です。
東京都や千葉県にある自社運営のホテルで利用できる割引券です。例えば、ベイホテル東京浜松町の「就活生応援プラン」(1泊11,000円)の場合、6,000円の割引券があれば半額以下での利用が可能になります。都民割や県民割とも併用できるのが、うれしいところ。
就活中の人、首都圏に出張する人、旅行が趣味の人におすすめの株主優待です。
また、2月に保有していると、千葉県成田市にあるキャンプ場の割引券(日帰り500円、宿泊1,000円割引)ももらえます。
コロナ禍で業績が悪化し、優待が打ち切られる可能性はありますが、利回りが高いので、旅行をする予定がある人は長期投資しても良いと思います。もし株価が半分になったとしても、優待と配当が続いていれば、2年半で元が取れます。
ジーフット(2686)
100株以上の保有で、年間合計2,000円相当の自社割引券(2月に1,000円分、8月に1,000円分)
株価:322円 利回り:6.21%
配当予想:0円 利回り:0.00%
おすすめポイント
イオン内に出店しているシューズショップ「ASBEE」「Greenbox」で使える割引券です。
全国にお店があるので、「近くにお店がないから利用できない」という心配が少ない優待です。
株価は上場以来下がり続けており、100株を3万円台で購入できます。利回りが6%以上と高めなので、靴を買う機会が多い人は検討してみてはいかがでしょうか。
ワイズテーブルコーポレーション(2798)
100株以上の保有で、年間10,000円分の株主優待券(2月に5,000円分、8月に5,000円分)
株価:1,929円 利回り:5.18%
配当予想:0円 利回り:0%
おすすめポイント
高級レストラン「XEX」やカジュアルイタリア料理店「SALVATORE CUOMO」などの割引券です。記念日などに、ちょっとした贅沢を楽しんでみてはいかがでしょうか。
都市部に店舗が集中しているため近くに店舗がない人も多いと思いますが、その場合は優待券を「第42回農林水産大臣賞受賞 沖縄県産もとぶ牛(黒毛和牛)ギフト250g」などの特別ギフトと交換できます。
3年以上継続して100株以上保有していると、店舗で何回でも使える10%割引カードがもらえます。ワイズテーブルコーポレーションの店舗を利用する人は、長期保有を目指してみましょう。
ビックカメラ(3048)
100株以上の保有で、年間3,000円分の株主優待券(2月に2,000円分、8月に1,000円分)
株価:1,174円 利回り:2.56%
配当予想:15円 利回り:1.28%
おすすめポイント
家電量販店のビックカメラ、ソフマップやコジマ、楽天ビックなどで使用できる株主優待券です。
8月時点で1年以上保有していると1,000円、2年以上保有していると2,000円分の優待券が追加でもらえます。
つまり、2年以上保有すると優待券5,000円と配当1,500円、合わせて6,500円分ももらえるようになります。利回りは5.5%は超えるので、家電を買う機会が多い人は、長期保有も視野に入れましょう。
【この記事内の情報は2022年7月15日末時点のものです】
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アンケート結果
集計日:2022-08-14
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みんなのコメント(82件)
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- 文教堂グループホールディングス、株価が安く利回りもよくいいですね。これからまだまだ伸びてほしいですね。
- 2022-07-25(参考になった)
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- 文教堂グループホールディングスの株式を購入して株主優待の特典を得たいと思います。
- 2022-07-25(参考になった)
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- おもしろかった。
- 2022-07-25(参考になった)
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- QUOカードが欲しいぃぃぃぃぃ。
- 2022-07-25(参考になった)
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- 参考になりました
- 2022-07-25(参考になった)