7月の<株主優待>おすすめ銘柄は?QUOカードほか注目の優待銘柄を紹介!

- 最終更新:2022-06-21
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7月の株主優待、注目のポイントは?
6月は株主優待が多い月でしたが、お目当ての株主優待株は購入できましたか?
7月の株主優待の数は35銘柄(SBI証券の株主優待検索結果34社+新設1社)と、1年で4番目に少ない月です。すべての銘柄をチェックすることも可能なほど少ないですが、ぜひこの記事を参考に、お得な株主優待をゲットしましょう!
なお、優待内容は変更される可能性があるので、購入前に最新情報をご確認ください。
多くの銘柄は7月29日(金)が権利確定日なので、その2営業日前の7月27日(水)が権利付最終売買日となります。7月27日(金)の午後3時までに希望の株を購入しましょう。権利確定日が月末以外の銘柄がある場合は、個別にご紹介します。
7月の「QUOカード」優待銘柄トップ5
まずは「QUOカード」利回りランキング(編集部調べ)をご紹介します。
「優待でもらえる『QUOカード』の額面(年間合計)÷優待を受けられる最低単元の株の購入額」で算出した「QUOカード利回り」でランキングを作成しています。なお、利回りの算出に用いた株価は、2022年6月17日(金)の大引時点のものです。
1位 Casa(7196)
100株以上の保有で、1,000円分のQUOカード
株価:838円 利回り:1.19%
配当予想:30円 利回り:3.58%
7月のQUOカード銘柄、第1位はCasaでした。Casaは家賃債務保証を行う大手企業です。
コロナ禍により株価が下がったことで、優待利回りや配当利回りが上がり、今年は1位になりました。2023年1月期には、転居を伴う異動等で需要が回復すると見込まれています。
なお、配当利回りが3.5%以上と高めですが、配当がもらえるのは1月末に株を保有している株主なので、配当をもらうには半年以上株を保有する必要があります。
2位 シーアールイー(3458)
100株以上の保有で、年間合計1,500円分のQUOカード(7月に1,000円分、1月に500円分)
株価:1,518円 利回り:0.99%
配当予想:24円 利回り:1.58%
2位のシーアールイーは、物流施設の開発・管理を柱にしている会社です。
5年間で株価が2倍になっていますが、ここ1年は横ばいです。今後も増収増益が予想されている点や、2019年から毎年1円ずつ配当金を増額している点から、今後の株価も堅調に推移しそうです。
3位 ネオジャパン(3921)
100株以上の保有で、500円分のQUOカード(200株以上保有で1,000円分に増額)
株価:1,017円 利回り:0.49%
配当予想:14円 利回り:1.38%
3位のネオジャパンは、グループウェアの大手企業です。
2020年からの2年間で、株価は約3分の1になってしまいました。短期的にはまだまだ下がる可能性があるので、長い目で見る必要がありそうです。
4位 不二電機工業(6654)
300株以上の保有で、500円分のQUOカード(3年以上継続保有の場合、1,000円分に増額)
株価:1,105円 利回り:0.15%
配当予想:32円 利回り:2.89%
4位の不二電気工業は、制御用開閉器で高シェアを獲得している企業です。
7年前から株価が徐々に下がっているので長期保有は難しいかもしれませんが、配当利回りが高いので、短期的に保有しても良いでしょう。
5位 ブラス(2424)
200株以上の保有で、1,000円分のQUOカード(ただし、6ヵ月以上保有している株主のみ)
株価:865円 利回り:0.58%
配当予想:0円 利回り:0.00%
5位は完全貸し切り型ゲストハウスで、ウェディング事業を展開している企業です。
QUOカードの優待利回りは第3位ですが、6ヵ月以上保有していないと株主優待をもらえないので、第5位となりました。
QUOカードのほか、100株保有で自社店舗で使える10万円相当の披露宴割引券がもらえます。8万円の株保有で、10万円分の割引券がもらえるので、来年以降に挙式を考えている人は、来年の1月までに株を保有するとよいでしょう。
7月は株主優待の数が少なかったため、優待利回りが低い銘柄もランクインしています。優待利回りを重視するのではなく、株価が上がりそうな銘柄に投資をした方が良いでしょう。
7月の「QUOカード」以外のおすすめ銘柄7選
QUOカード以外の優待銘柄もご紹介します。編集部が独断でピックアップした注目銘柄は以下のとおりです。
NATTY SWANKYホールディングス(7674)
100株以上の保有で、年間合計20,000円分のお食事券(1月と7月に10,000円ずつ)
株価:3,020円 利回り:6.62%
配当予想:5円 利回り:0.17%
おすすめポイント:7月で一番、配当利回りが高い銘柄です。
全国展開している「肉汁餃子のダンダダン」で利用できるお食事券なので、近くに店舗がある人におすすめします。テイクアウトでも利用可能ですが、公式通販サイトでは利用できません。
シルバーライフ(9262)
200株以上の保有で、10,000円相当の自社商品券
株価:1,640円 利回り:3.05%
配当予想:0円 利回り:0.00%
おすすめポイント:健康に配慮したお弁当が最大21食分届きます。
お弁当は、管理栄養士が考えた「健康バランス食」「カロリー調整食」「糖質制限食」「塩分制限食」などから選べます。健康に気を付けている人や、忙しくて料理をする暇がない人、カロリー・塩分・糖質を控えたい人におすすめです。
ご両親にプレゼントする人も多い株主優待です。
アクシージア(4936)
100株以上の保有で、3,000円分の自社商品
株価:1,008円 利回り:2.98%
配当予想:0円 利回り:0%
おすすめポイント:去年上場した企業で、今年の5月に株主優待を新設しました。
まだどのような商品がもらえるかは発表されていませんが、スキンケアなどの化粧品になると予想できます。
株主優待の新設とともに株価が上昇しているので、早めに購入した方が良いかもしれません。
ベストワンドットコム(6577)
100株以上の保有で、5,000円分の株主優待割引券
株価:1,611円 利回り:3.10%
配当予想:0円 利回り:0.00%
おすすめポイント:クルーズ旅行(日本船、外国船)、国内旅行、バスツアー、ホテルなどに利用可能な株主優待割引券です。
コロナ禍で控えてきた旅行ですが、徐々に旅行する人が増えてきました。この株主優待をきっかけに、久しぶりの旅行に行ってみてはいかがでしょうか。
鳥貴族ホールディングス(3193)
100株以上の保有で、年間合計2,000円分のお食事優待券
株価:2,390円 利回り:0.84%
配当予想:0円 利回り:0.00%
おすすめポイント:鳥貴族は関西・関東・東海の3地域で約600店舗ある、やきとりチェーン店です。国産国消を掲げており、安心・安全・新鮮な料理が楽しめます。
外食もコロナ禍で控えていたもののひとつですが、お酒がおいしくなる季節にうれしい優待です。なお、発送時期は毎年10月と4月ごろです。
稲葉製作所(3421)
100株以上の保有で、1,000円分のオリジナル図書カード
株価:1,335円 利回り:0.75%
配当予想:26円 利回り:1.95%
おすすめポイント:「100人乗っても大丈夫」でおなじみの稲葉製作所。本好きな人におすすめです。優待利回りは、今月のQUOカードのランキング3位よりも高くなっています。
300株以上保有すると、3,000円分の図書カードまたは3,000円相当の地域特産品を選ぶことができます。
ダイドーグループホールディングス(2590)
100株以上の保有で、6,000円相当の飲料水・ゼリー等(ただし、翌年1月まで保有が条件)
株価:4,950円 利回り:1.21%
配当予想:60円 利回り:1.21%
おすすめポイント:自動販売機での飲料商品で有名なダイドーグループの株主優待です。
6,000円分の商品は、重量感があって満足度が高いと有名です。ダイドーのコーヒーやソフトドリンクのほかに、子会社である「株式会社たらみ」のゼリーなど、さまざまな商品を楽しめます。
この銘柄は7月20日(水)が権利確定日なので、7月18日(月)の午後3時までに購入しましょう。
以上、6月のおすすめ株主優待をご紹介しました。来月もお楽しみに!
【この記事内の情報は2022年6月17日末時点のものです。】
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アンケート結果
集計日:2022-08-14
- 参考になった
- 94%
- 参考にならなかった
- 6%
みんなのコメント(70件)
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- QUOカード以外にも自社商品券など魅力的な株主優待があるのを初めて知りました。
- 2022-06-27(参考になった)
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- 2位 シーアールイー、なのですね
- 2022-06-27(参考になった)
-
- 参考にしたいと思います
- 2022-06-27(参考になった)
-
- 毎度役に立ちます
- 2022-06-27(参考になった)
-
- 株主優待券使ってみたい
- 2022-06-27(参考になった)