6月の注目「株主優待」をチェック!

- 最終更新:2020-05-26
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6月の優待銘柄をチェック!
全国的に緊急事態宣言が解除されましたが、まだまだ警戒は必要な日々が続くことになるかと思いますが、経済の方は徐々にというところで、株価の動きも気になってくるお得レシピ編集部がお届けする月イチ恒例記事「株主優待チェック」です。
6月の株主優待銘柄の多くは6月30日(火)が権利確定日で、それらの銘柄は権利付最終売買日は2営業日前の6月26日(金)となります。権利確定日がそれ以外の銘柄がある場合は、個別にご紹介いたします。
毎月恒例!「QUOカード」優待銘柄のトップ5!!
まずはいつものように「QUOカード」優待銘柄の優待利回りランキング(お得レシピ調べ)です。「優待でもらえる『QUOカード』の額面(年間合計)÷優待を受けられる単元の株の購入額」で算出した「QUOカード利回り」でランキングを作成しています。株価は2020年5月26日(火)の大引時点のものです。それでは、トップ5はこちら!
1位 G-Factory(3474)
100株で1,000円分
株価:363円 利回り:2.78%
配当予想:―円 利回り:―%
2位 ツカダ・グローバルホールディング(2418)
100株で500円分(6月・12月):年間合計1,000円分
株価:414円 利回り:2.42%
配当予想:10円 利回り:2.42%
3位 ユニバーサル園芸社(6061)
100株で2,000円分(6月)と1,000円分(12月):年間合計3,000円分
株価:1,865円 利回り:1.61%
配当予想:20円 利回り:1.07%
4位 ファイバーゲート(9450)
100株で2,000円分
株価:1,389円 利回り:1.44%
配当予想:3.5円 利回り:0.25%
5位 ウイルプラスホールディングス(3538)
100株で1,000円分
株価:743円 利回り:1.35%
配当予想:14円 利回り:1.88%
1位は昨年に続いてG-Factoryでした。ただ、無配当が続いていますし、株価も下がってきていますし、QUOカード利回りだけで判断するのは……という感じですかね。
2位はのツカダ・グローバルホールディングも株価は前年より下がってきているんですが、こちらは配当を維持していますし、優待+配当利回りで5%近くにもなるので見逃せませんね。また、6月と12月にそれぞれ自社運営のホテルやレストランを割引価格で利用できる株主優待券が1枚ずつもらえます。
3位のユニバーサル園芸社は、6月に2,000円分、12月に1,000円分で年間合計3,000円分という優待になっています。4位のファイバーゲートはQUOカードの優待は今回までということで、2020年12月以降は毎年6月と12月に株主優待ポイントがもらえる形に優待が変更されます。12月以降は300株以上で2,500ポイント(2,500円相当)、400株以上で3,500ポイントと保有株数が増えるごとに優待ポイントが増えていき、900株以上だと15,000ポイントもらえます。また、2年以上保有している場合はその1.1倍分のポイントがもらえます。なので、年間で最大33,000ポイントもらえることになりますね。
トップ5に入らなかった銘柄にも注目!
いつもはトップ5で終わるんですが、今回はその下ももう少し紹介しておきたいと思います。
6位 岡部(5959)
100株で500円分(6月・12月):年間合計1,000円分
株価:796円 利回り:1.26%
配当予想:28円 利回り:3.52%
7位 Lib Work(1431)
100株で1,000円分+今回限りの記念優待1,000円分:年間合計2,000円分
1,000株以上で株主優待ポイント15,000ポイント(6月・9月・12月・3月)
株価:1,651円 利回り:1.21%(※100株の場合):3.76%(※1,000株以上の場合)
配当予想:18円 利回り:1.09%
8位 AOI TYO Holdings(3975)
500株で3,000円分
株価:503円 利回り:1.19%
配当予想:20円 利回り:3.98%
9位 カナレ電気(5819)
100株で1,000円分(6月・12月):年間合計2,000円分
株価:1,733円 利回り:1.15%
配当予想:48円 利回り:2.77%
10位 メディアスホールディングス(3154)
100株で1,000円分(1年以上保有で2,000円分、3年以上保有で3,000円分)
株価:940円 利回り:1.06%
配当予想:14円 利回り:1.49%
だったら最初からトップ10として発表しておけという話なのですが、6位以下の銘柄は配当利回りも含めると魅力的な銘柄だったり、今回限りの記念優待がある銘柄だったり、長期保有で優待内容がアップする銘柄だったり、トップ5の銘柄よりもむしろこちらの方が……という雰囲気の銘柄が揃っていたので、あえて分けてご紹介させていただきました。参考にしていただければと思います。
なお7位のLib Workは、100株保有だと年1回のQUOカード(※今回は記念優待もあり)ですが、1,000株以上の保有で年に4回株主優待ポイントがもらえるようになります。1年以上の継続保有なら1.1倍分の16,500ポイントがもらえるようになります。
そして8位のAOI TYO Holdingsですが、2021年以降は500株以上を1年以上継続して保有している株主が優待の対象となりますので、ご注意ください。
QUOカード以外の注目優待銘柄もチェック!
おしまいにQUOカード以外の優待銘柄の中から、お得レシピ編集部が注目したものをいくつかピックアップしておきます。
株価:3,455円 利回り:1.45%
配当予想:50円 利回り:1.45%
お米やお餅など米穀製品を扱う木徳神糧の株主優待は自社製品です。100株保有だと12月に2,000円分の年1回なのですが、200株以上で年2回となります。400株以上だと6月が4,000円分とアップします。ちなみにこの場合、4,000円分のうちの2,000円分は12月中旬までに「切り餅」を届けてもらえるそうです。お正月の準備がひと手間省けそうですね。
株価:122円 利回り:―%
配当予想:1円 利回り:0.82%
不動産売買などを手がけるKeyHolderですが、優待はグループ会社が運営しているSKE48をはじめ、姉妹グループやサプライズゲストが出演する特別ライブのご招待券(1枚)だそうです。1,000株以上でS席、4,800株以上でSS席、48,000株以上でプラチナ席、480,000株以上でダイヤモンド席と席のグレードが上がっていくようです。かなり珍しい優待だと思いますが、ファンの方には見逃せない優待内容と言えるでしょう。
株価:3,160円 利回り:6.33%
配当予想:0円 利回り:0.00%
「肉汁餃子製作所ダンダダン酒場」を運営する同社の株主優待ですが、昨年まではお店で使える「餃子一皿引換券」(500円分×6枚=3,000円分)だったのですが、先日、今年の株主優待の拡充が発表されて、株価も急騰しています。餃子引換券から食事券と使い勝手が向上しただけでなく、金額も10,000円分と大幅アップし、年1回だった優待が年2回になったわけですから、株価に影響を与えるのも納得といったところです。まだしばらくは外食産業は厳しい戦いとなるのかもしれませんが、注目しておきたいところです。
100株でECサイト「ご当地こわけ」で使える2,500円分のクーポン券(3月・9月)
株価:2,101円 利回り:6.57%
配当予想:25円 利回り:1.19%
飲食店の店舗企画、設計などを行うラックランドの優待は年に4回もあるのが魅力です。まず、6月と12月は東北地方の名産品詰め合わせがもらえます。こちらは4,400円相当となっていますが、送料1,400円相当を含めてとのことなので、実質3,000円相当の商品ということになりますね。そして3月と9月はラックランドが運営するECサイト「ご当地こわけ」で使えるクーポン券です。「ご当地こわけ」では日本各地の様々な名物グルメを購入することができます。
【この記事内の情報は2020年5月26日時点のものです。】
この記事についての感想
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みんなのコメント(11件)
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- 食事券!10,000円!利回り注目!
- 2020-05-29(参考になった)
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- いろいろな会社がいろいろな優待をしてるのね
- 2020-05-28(参考になった)
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- 株主優待にQUOカードはいいよねぇ!
- 2020-05-27(参考になった)
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- 好きな企業の株を買って優待があるならとてもうれしいと思う
- 2020-05-27(参考になった)
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- コロナ禍でも儲かる銘柄あり
- 2020-05-27(参考になった)